「福岡みなと在宅医療クリニック」の由来
在宅医療に関わる全ての職種の方々と、「みんなで一緒に」良い在宅医療を提供するという意味で、「みなと(皆と)クリニック」と名付けました。福岡の在宅医療にかかわる皆と(みなと)一緒に力を合わせて、福岡の在宅医療の発展に努めます。
院長あいさつ
福岡みなと在宅医療クリニック 院長
中堀 亮一
私が「在宅医」を志した理由から。
当時、私は外科医として病院に勤務していました。医師になって5年目のことでした。
患者さんのAさんは、肝臓がんで、手術と抗がん剤による治療を受けていました。
「おれはいつも困ったときの孫のお世話係」と笑うAさんでしたが、「絶対に治るんだ」というAさんの強い意思がそこにはありました。
しかし、術後の抗がん剤による治療も長期間にわたり、Aさんの気力も体力も徐々にすり減ってきたこと、検査結果ではがんが小さくなっていないことなどから、これ以上の積極的な治療は困難、と判断せざるを得ない日が来てしまいました。
Aさんが、この日まで、どんな治療にも耐え忍んで、ただただ前を向いて頑張ってきたこと。
本当に苦渋という言葉が貧しく聞こえるくらい、様々な決断や忍耐を乗り越えられてきたこと。
血と汗と涙の滲む頑張りに、応えられなかったこと。
申し訳なさと無力感でいっぱいになりながら、これ以上の治療が難しいことを伝えると、Aさんは「そうか。わかった。今まで世話になったね」と言って、「最後は苦しいのだけは嫌だな、ここまでたくさんきつい思いもしたから、最後は楽に過ごしたいよね」「家もいいけど、やっぱり病院だよなあ」
その後、Aさん、ご家族、皆さんで話し合われた結果、緩和ケア病棟のある病院に転院することになりました。
最後までAさんに関わることができなかったことが何より申し訳なく、家で過ごすという選択肢を作ることができなかったその時に、どんな状態であっても患者さんが住み慣れたご自宅で過ごすことができる、安心感と信頼感を持ってもらえる在宅医を目指す決心をしました。
一人一人の患者さんそれぞれに人生があり、ストーリーがあります。
一人一人の患者さんそれぞれに想いや人生観や価値観があります。
それを尊重できる医師になろう。
Aさんとの出会いが、私の在宅医としての人生の始まりです。
その後、縁あって福岡県志免町にある栄光病院で2年間働かせてもらい、緩和ケアやホスピタリティを一から学びました。下稲葉康之先生のもと、患者さん・ご家族が何を求めているか、何を感じているか、を徹底して考えるようになりました。
在宅医にとって何が求められているか、
患者さんは何を求めているか。
それが、今の私の理念である「患者ファースト」の根幹です。
患者さん・ご家族が安心感を持って、信頼を置いてくれる。「私の家族も診てほしい」と言っていただける。これは本当に在宅医冥利につきます。
栄光病院のあと、2年間、東京で在宅医として働きました。
素晴らしい仲間とたくさんの患者さん、ご家族と関わらせていただきました。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
この度、地元福岡で開業するにあたり、在宅医として理想のクリニックがこの先にあります。
「患者ファースト」これを信じて未来も続けていきます。よろしくお願いいたします。
クリニック理念「患者ファースト」
- 患者さん、ご家族の価値観、人生観、お気持ちやお考えを大切にします。
- 患者さんの身体的な苦痛を取り除くだけでなく、精神的、社会的活動を含めた総合的活力、生きがい、満足度をあげるためのサポートをします。
- 在宅医療(訪問診療)を通して地域医療への貢献を目指します。
クリニック特徴
- 医師、看護師、社会福祉士、医療相談員による充実したチーム診療体制
- 24時間365日、医師によるオンコール・往診体制
- 専門医による幅広い領域の診療・処置・ケア
- 外部受診のご負担を軽減する充実した検査体制
- ソーシャルワーカーによる入院先確保体制
- 相談員によるきめ細かい情報共有と連携
クリニック概要
| 医院名 | 福岡みなと在宅医療クリニック |
|---|---|
| 所在地 | 〒810-0055 福岡市中央区黒門 9-17 (福岡市営地下鉄 唐人町駅 5番出口から徒歩1分) |
| 代表者 | 中堀 亮一 |
| TEL | 092-791-4860 |
| FAX | 092-791-4870 |
| 診療時間 | 9:30〜16:30 |
|---|---|
| 休診日 | 土曜・日曜・祝日 |
| 在宅医療 | 緊急時含め、24時間365日対応 |
※外来は完全予約制となっています。
